・幻想水滸伝 ティアクライス(ニンテンドーDS)

ジャンルはRPGです。
幻想水滸伝の外伝的作品になるので、今回も108星を集めて~という流れで話が進みます。

しかし、容量の問題なのか、従来のシリーズでもお馴染みのものが、かなり削られてます。
紋章球は存在せず、特殊能力である星の印はMPを消費する形で使います。
星の印は各キャラ毎に使えるものが決まっているのですが、4つまでしか装備できず、
自動で装備してくれることもないので、各キャラ毎に付け替えるのが非常に面倒です。
ミニゲームも一切ありませんし、その他の本拠地で出来るお楽しみもほとんどないので、
本拠地を隅々まで回っても、従来のシリーズに比べると楽しむことができないのは残念です。
その代わり、本拠地でのイベントとして、クエストが導入されました。
クエストは団長クエスト(自分で行うもの)と派遣クエスト(仲間を選んで派遣する)があります。
これはサブイベントとして楽しむことができますし、Wi-Fi通信が使える環境であるならば、
他のプレイヤーのところへ仲間を派遣したり、または自分のところに迎えたりすることもでき、
そこでしか発生しないイベントもあるので、この作品ならではの楽しみ方ができます。
ただし、Wi-Fi通信を使って何かする度に(キャラの送り迎えや様子を見るだけでも)
いちいち通信を切断されるので、使い勝手が悪いのが勿体ないなと思います。

戦闘に関しては、比較的オーソドックスなRPGという感じなのですが、
仲間の数が多いのが特徴のシリーズなのに、パーティーの人数は4人+1(サポート)の上、
イベントで固定されるキャラも多いので、パーティー入れ替えの自由度は低いと思います。
それと、絶対に勝てないイベント戦が多過ぎるのは気になります。

従来のシリーズでお馴染みの戦争イベント(SLGパート)がないのも残念です。
代わりに、戦争の際には、複数のパーティーを編成して戦いに臨むことになりますが、
大抵の場合、主人公のパーティー以外はロクに戦闘もしないで終わるので、
従来の戦争イベントと比べると、盛り上がりに欠けます。

移動に関しては、キャラクターの移動が遅いです。
シリーズでお馴染みのアイテムを獲得すれば、少しは移動も早くなりますが、
それでも、そこまで早くはならないので、もう少しなんとかして欲しかったと思います。
その割に、敵のエンカウント率が高いので、ストレスになります。
敵から得られる経験値は、相手とのレベル差があればあるほど経験値が増えるので、
あまり頻繁に戦う必要性がない上、今作では敵からポッチ(お金)を獲得することができず、
収集品のみの獲得しかできないので、更に敵と戦う意味がなくなっています。
こうなってくると、敵との戦闘を極力回避したくなるものですが、
すりぬけの札(ダンジョン脱出アイテム)などは存在せず、
ダンジョンからの脱出は徒歩という手段しかありません。
更に、クエストなどで強制的に場所を移動させられるような場面でも、
行く時は一瞬で移動してくれるのに、帰る時は自力で帰らなければならないことも多く、
いちいち歩いて帰ってこなければならないのが苦痛に感じます。
元々、仲間集めの際には、何度もクリア済みのダンジョンに入ったりしなければいけないので、
もう少し楽に移動できる手段を用意して欲しかったと思います。
こうしたことから、ダンジョン自体はそこまで広いわけではないのに、
意外と移動や戦闘に時間を取られる上、中断セーブもできないですし、
ダンジョンには、ほとんどセーブポイントもないため、
ちょっとの空き時間にプレイするのが難しいです。
携帯機であるならば、中断セーブくらいは付けてもらいたかったです。

悪い面ばかり書きましたが、DSにしてはイベントムービーやボイスは多いと思います。
ストーリーも悪いとまでは思いませんが、従来のシリーズとは一線を画していますし、
システム面も含めて、これだけ従来の幻想水滸伝とは違ったものを作るのであれば、
幻想水滸伝の名前を外して別ゲームとして作った方が良かったんじゃないかとも思います。

2013.08.23 Fri (23:04) l レビュー NDS l コメント (2) トラックバック (0) l top
・ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣(ニンテンドーDS)

ファミコンで発売された「ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣」のリメイク作品です。
ジャンルはシミュレーションRPG。

今作では、スーパーファミコン(以下SFC)でリメイクされた際には
削られたシナリオやユニットが復活しています。
アイテムの所持数などファミコン準拠の部分が多いですが、
一部はSFC版の良い部分も取り入れていて、
その他に、DS版オリジナル要素が幾つか追加されています。

まず、今作の大きな追加要素として、ユニットの兵種変更ができるようになっていて、
例えば、ソシアルナイト(騎兵)をアーチャーに変更することができができます。
兵種変更にはある程度の制限は付いているのですが、
ユニットの適正を見極めて育てる楽しさがあります。
ただ、これによって、各キャラ毎の個性が薄れることにも繋がっているので、
人によっては受け入れ難いものだと思いますし、
気に入らなければ使わなくても問題ないと思います。

マップにセーブポイントが導入されたのも、
シリーズでは初めて(聖戦の系譜はセーブポイントではないので)
セーブポイントは、各マップに1~2つあり、ユニットを配置するとセーブすることができます。
セーブをすると、セーブポイントは消失するため、
セーブポイントの数だけしかセーブすることはできませんが、
途中でセーブできることで難易度が下がるので、初心者でもプレイしやすくなったと思います。
他にも、出撃人数が足りなくなった場合に志願兵が補充されるようになったり、
主に初心者に向けての救済措置的なものも追加されています。

シナリオ面では、ファミコン版にはなかった外伝や序章が追加されました。
ただし、序章はノーマルモードのみしかなく、
外伝は出現条件が厄介で、あまり良い点とは言えません。
外伝の出現条件は詳しく書きませんが、SRPGをやり慣れてる人ほど、
外伝とは縁のないプレイになってしまうので、条件を満たすために、
わざわざどうでもいい作業をしなければいけないのが苦痛になります。

他に、消耗した武器同士を統合し使用回数を回復できるようになり(1つの武器になる)、
中途半端な残り使用回数になってしまった武器も使いやすくなりました。
これは、従来のシリーズでも欲しかった機能なので、非常に便利です。

今作は初心者用に幾つかの追加要素もあり、難易度設定もできることから、
普通にプレイする分には、SRPGに慣れていなくても
問題なくクリアできるような難易度だと思います。
上級者用のハードモードもありますので、
腕に自信がある方はそちらに挑戦するのも良いでしょう。

2013.08.16 Fri (22:23) l レビュー NDS l コメント (2) トラックバック (0) l top
・ウィッシュルーム 天使の記憶(ニンテンドーDS)

ジャンルはミステリー系のアドベンチャーゲーム。
物語の舞台が1979年ということで、レトロ感があって良い雰囲気のゲームです。

このゲームでは、謎解きにDSの機能を活用していて、
タッチ機能やマイク機能を使わないと謎が解けない場面が数多く存在するので、
場面場面で柔軟な発想が求められるゲームだと思います。

ただ、ゲームの難易度としては並だと思います。
しっかり考えて行動すれば、次に何をすればいいのかわかりやすいですし、
謎解きの部分も、そう難しくはないと思います。
尋問シーンで失敗してゲームオーバーになっても、すぐ直前からリトライできるなど、
ゲーム初心者にも優しいつくりになっているので、どなたでも遊ぶことができると思います。

少し不満に感じた点としては、メッセージの表示がやや遅めなことや、
主人公を操作して移動するスピードが遅いことなどがありますが、
プレイしていれば、その内慣れてくる程度のものばかりなので、
あまり気にならないかもしれません。

2013.07.05 Fri (22:05) l レビュー NDS l コメント (2) トラックバック (0) l top
・ノーモア★ヒーローズ2 デスパレート・ストラグル(Wii)

ジャンルは前作と同じアクションゲーム。
今作はリモコン+ヌンチャクだけでなく、クラコンでもプレイすることが可能になりました。

前作に比べて、若干ですが操作性やアクションなどが変わっていますが、
そこまで大きな変化はないので、前作をプレイした方は問題なくプレイできると思います。
ただ、街の中は場所を指定するだけで移動できるようになったり、
バイトミッションが、ほぼ全てレトロゲーム調のミニゲームになっていたりするなど、
人によっては改善とも改悪とも取られてしまう変更点もあります。

今作ではシナリオ上、主人公だけではなく、他のキャラクターを操作することもあります。
主人公とは違ったアクションを楽しめるのはいいのですが、その場面が少ないのが残念です。

シナリオは前作に比べると幾分シリアスな要素が多いですが、
ブラックユーモアや小ネタなどは健在で、相変わらずのぶっ飛んだ展開が楽しめます。

難易度は前作と同じくらいだと思うので、
アクションが苦手でなければ問題なくプレイできると思います。

2013.06.26 Wed (22:59) l レビュー Wii / GC l コメント (0) トラックバック (0) l top
・ヴァルキリープロファイル 咎を背負う者(ニンテンドーDS)

ヴァルキリープロファイルのシリーズですが、ジャンルはシミュレーションRPGになります。
ただし、実際に攻撃するシーンでは従来のシリーズのように、
キャラクターに対応したボタンを押していくというアクション要素もあります。

戦闘システムの特徴として、味方で敵を挟み込んだり、三方向、四方向から囲むことで、
アクティブフォーメーションが発動し、決め技ゲージが増えやすくなったり、
アイテムの入手確率が上がったりするなどの効果があります。
これが戦略上、非常に有効なので、どうやって敵を囲むかというのを考えるのが楽しいです。

今作では、主人公はカルマを集めることを求められます。
カルマは敵をオーバーキルすることで獲得することができ、
その際に与えたダメージが大きいほどカルマの量も多くなります。
1ステージ毎にノルマとなるカルマの量が設定されており、
ステージ終了までに獲得したカルマの量によって、貰えるアイテムも変化するのが、
各ステージのやりこみ要素となっていて面白いです。

このゲームでは基本的に、味方側よりも敵側の方が強く設定されていることが多く、
特にボスクラスの敵は、かなり高めの能力になっています。
そのため、攻略に詰まってしまう方も居るかもしれませんが、
そういう方の救済措置的なものとして、羽の力があります。
羽の力を使うと、代償として使われた味方はステージ終了後に死亡し、
二度と復活させることができないというリスクはありますが、
その代わり、ステージ中は能力が格段に上がり、
マップ上の敵や味方に影響を及ぼすスキルを使用することができます。
更に、仲間が死亡した後も、主人公にスキルが受け継がれるので、
この羽を使う回数で難易度調整のようなことができるので、
あまりSRPGが得意じゃない方でもプレイしやすいのは良いと思います。

全体として、システム自体は良いと思うのですが、戦闘が単調になりやすいです。
特にオマケシナリオをプレイするためには、周回プレイが必須になるのにも関わらず、
似たようなシナリオ、似たような戦闘を繰り返すので飽きやすいかもしれません。

戦闘が戦闘だけにSRPGが好きな方向けではあると思いますが、
難易度はそれほど高くないので、どなたでもプレイできると思います。
いざとなれば、前述したように難易度調整のシステムもありますし、
どうしても詰まるというようなことにはならないと思います。
従来のシリーズ同様、暗めの話なので、そういう話が好きな方にも。

2013.06.25 Tue (22:46) l レビュー NDS l コメント (0) トラックバック (0) l top